2012年7月21日 (土)

ちょっと低くなった東京タワー

一時的に東京タワーの先端部分が撤去されて低くなっています。

Photo

なんかちょっと寂しい感じがします。

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2006年9月 6日 (水)

DX

アマチュア無線の中で海外と交信することを一般的に「DXと交信する。」と言います。

DXという言葉の意味は、英語の「DISTANCE」という”遠い”と言う意味の言葉を略した物であるというのが定説と言われています。勿論国内でも北海道と沖縄はかなり”遠い”ので、国内でも遠い局と交信(QSO)するのを国内DXと呼ぶこともあります。

しかし一般的には海外と交信することを”DX QSO”と言います。

この”DX QSO”のひとつとして、アメリカのアマチュア無線連盟であるA.R.R.L.(American Radio Relay League)が発行している”DXCC(DX Century Club)”というアワード(賞状)があります。このDXCCは世界の国々と交信してQSLカード(交信証)を集めて申請するともらえるアワードです。(最近はコンピュータの交信データをA.R.R.L.に送ることで代用することもできるようになりました)

ただしDXCC上でいう国は通常の国連加盟国だけを意味しているのではありません。A.R.R.L.が定めたある一定のルールにのっとった”エンティティ(以前まではカントリーと呼ばれていた)”をひとつの単位として数える物です。これはそれぞれの国の本土からある一定の距離離れている島などをひとつのエンティティとして定めています。日本の場合は本土と小笠原諸島と南鳥島の3エンティティになっています。

ちなみに現在のDXCCエンティティ数は最近増えたモンテネグロとアメリカ領 サモアのスウェイン島を加えて337となっています。

DXCCを追いかけている人たち(DXerと呼ばれています)はDXCC337を目指しています。

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今年DXCCに新しくリストアップされたアメリカ領 サモアのスウェイン島(上)とモンテネグロ(下)のQSLカード

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2006年9月 5日 (火)

なぜ面白いのか

アマチュア無線はどこがおもしろいのか?一言で言えば「難しいから!」に尽きると思います。

資格を取らなければならないことは勿論、実際の交信もなかなか大変です。最初は何でも大変ですが長年やっていても終わりがないのです。

交信するには電離層の状況、気象状況、地理的条件、自分と相手の設備など色々な条件が関わってきます。

この中でも海外のアマチュア無線局と交信するのはなかなか大変です。海外との音声を使う交信では主に英語を使いますし、より少ないパワーで遠くの局と交信するにはCW(トンツー)が向いていますので、CWが出来る資格を取る必要が生じます。

お空のコンディション(電離層などの状態)は毎日時々刻々変わっていきますし、毎日同じ時間に聞いてみても日によってコンディションは違います。 このように交信ひとつとっても「難しい」のがお分かりいただけたと思います。

だからこそアマチュア無線は面白いのです。

簡単に毎日交信できるとせいぜい何年かで飽きが来ますが、海外の交信などを目的にしている方は何十年も続けている方が多くいます。(私もその一人です)

またアンテナや無線機、周辺機器を自作される方も多くいます。これも奥が深くて終わりがありません。このようにアマチュア無線は一生続けていくことが出来る「難しい」趣味なのです。

皆さんも始めてみませんか?

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